大戦乱!!三国志バトルで武将を描いたよ。

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gloops様、大戦乱!!三国志バトル((c)gloops, Inc)でおじちゃんやイケメンを描いております。

左から、曹休くん、劉辟にいさん、阮瑀さん。阮瑀さんの刺し子っぽいマフラー?ストールがお気に入りでございます。あと劉辟のいろいろ入ってそうなバックとか、曹休くんの謎帽子とポンポンがついた細い槍。豪華でしょう?へっへっへ。

大戦乱!!三国志バトル、けっこう長いこと参加させてもらっていることだなあ…!

gloopsアートディレクション様にはいつも的確なチェックバックを頂いてます。ちょっとした手の握りこみなどの演出でキャラがよりそれらしくなったり、少し差し色をするだけで画面が引き締まったりと、うーん、お絵かきの奥深さよ……。

 

日本の戦国武将も描いていて非常に楽しいのですが、三国武将は自分にとってもよりオリエンタルだし、デザインの幅や異国感が出せてすごく楽しいです。

元々三国志の世界はものすごい広いし(物理的にも時代的にも三世代くらいがばんばん入り乱れるよね)、けっこう少数民族や山岳部から一旗揚げるぜ!みたいに出てきた人や在野からのし上がった人物も多いので、そういう、よく出自がわからない成り上がりみたいな人たちをファンタジックフィルタを通して描くのはとても楽しく、やりがいのある仕事です。

三国志時代の資料を見つけるのはなかなかに難しいのですが、美術展・博覧会の展示図録やら、友人おすすめの吉祥図案の本とかよく眺めてデザインを練ってます。

図案の本はほんとおすすめで日本の図案本も持ってるんですが、吉祥紋などで中国・日本と意味が被ったりしてるのを見つけると、おおお…!となんか発見した気になったり。それから中華街で売ってるトランプなどもすごく好きでとても良い資料になっています。時代は違うんですが、おんなじアジアでも全然装飾などが違うなーとよく眺めてます。種類も多くておもしろいよ。